【卓球】 威力の出せる打球場所について紹介

卓球知識

今回は卓球ラケットのどこで打てばよいボールが出せるのかについて

①ドライブ

②サーブ

の2つに分けて解説します。

ドライブ

打球ポイントを分かりやすくするために、卓球ラケットを4×4の座標で図のように分けてみました。

グリップに近い側から(1,1)と始まりラケットの先端は(4,4)です。

中国コーチの教えでは、フォアハンドドライブに適した位置は(3,3)です。(3,3)での打球は、ボールに安定して力を伝えることが出来ます。

卓球ラケットは先端に行けば行くほど球のスピードが速くなり、力の伝達ロスがなくなります。

つまり(2,2)や(2,3)で打球すると、すべての力が伝わらず、威力が低くなります。

相手の威力があるボールをブロックする際には(2,2)、(2,3)は適度に威力をころしてくれるのでやりやすいかもしれません。

(4,2)や(4,3)で打球するとスピードは出ますが、ミスをする可能性が出てきます。

プロ選手がボールを打つ動画を見ても、(3,3)でボールをとらえるのが確認できます。

サーブ

サーブにおいては、打球する場所によって回転をかけやすかったり、かけにくかったりします。

打球位置ごとの特徴を覚えることでサーブの質が上がります。

見やすいよう、もう一度同じ画像を示します。

サーブで一番回転をかけやすい場所は、ラケットの上部です。

回転量の多い下回転サーブを出したい場合は、(4,2)でボールをとらえて下さい。

回転量の多い上回転サーブを出したい場合は、(4,3)でボールをとらえて下さい。

スピード重視のロングサーブを出したい場合は、(4,2)と(4,3)の間のさらに先端でボールをとらえて下さい。

反対に回転をかけにくい場所はラケットのグリップ側です。

(1,2)や(1,3)で打球すると無回転サーブを出すことが出来ます。

同じモーションで打球場所を変えて回転量をコントロールすることで相手を惑わすことが出来ます。

トップ中国選手も回転をかけるためにラケット上部でサーブを出しています。

順横回転の場合は(4,2)でYGサーブなどの逆横回転の場合は(4,3)でボールをとらえます。

まとめ

今回は卓球ラケットの打球場所とボールの回転や威力について解説しました。

スイングスピードを上げることや、サーブ練習をすることも大切ですが、適切な場所での打球は上達をはやめることが出来ます。

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今回の内容が役に立てば幸いです。

次回の投稿でお会いしましょう!よい一日を!

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