【勝率アップ】 卓球 相手の弱点の見分け方

卓球戦術

今回は初対面の相手のプレイスタイルを見分ける方法について

①確認ポイント

②フォアハンド主戦型

③バックハンド主戦型

④それぞれの苦手なポイント

の3つについて解説します。

確認ポイント

卓球において勝利を掴むために必要なスキルは相手の戦型を素早く見抜くことです。

そして、相手の長所を発揮させない戦術を使用します。

見抜くために見るポイントは

①ラケットの握り方

②相手の脚

③相手の位置

④肘の位置

⑤回り込み

の5つあります。

フォアハンド主戦型

相手がフォアハンド主戦型である場合の特徴は

①フォアハンドグリップ

Ma Long選手のようにフォアハンドで一番良い面が出るようなグリップの握り方をしています。

②右足の位置が左足と比較して後ろにある

強烈なフォアハンドドライブが振れるように右足を下げてボールと適切な距離を保てるようにしています。

③バックハンド側でプレーする

ミドルからややバックに来たボールもフォアハンドで対応するため、必然的にバック側に位置しています。

④ひじの位置がバックハンド側にある

フォアハンドドライブでより遠心力を使用するために肘を体に近いところに置いています。

⑤バックハンド側で積極的に回り込んでくる

フォアハンドで一撃を狙えるような甘い球に対してはバックハンド側でも回り込み、威力のあるボールを打ってきます。

バックハンド主戦型

相手がバックハンド主戦型である場合の特徴は

①バックハンドグリップ

Zhang Jike選手のようにバックハンドで一番良い面が出るような握り方をしています。

②両脚はほぼ台に対して並行

並行足はボールをしっかり引き付けてバックハンドドライブのスイングを確保するスペースを作ることが出来ます。

③台の真ん中にちかいところでプレーする

ミドルのボールもバックハンドで対応するため、ミドルよりの位置でプレーします。

④ひじの位置はミドルにある

バックハンドは肘を体の前に出し、肩と肘の回転により少ないスイングで威力を出します。

⑤バックハンド側は回り込まず、バックハンドドライブを多用する

バックハンドの方が安定性がある選手では回り込まず、早い打点でコースをついてきます。

それぞれの苦手なポイント

それぞれの戦型の苦手なコースにサーブで出すことで、相手の体の軸がずれ、こちらが優位に進めることが出来ます。

フォアハンド主戦型

①サーブはフォアバック両方のロングコーナーもしくはフォア側のショートサービス(図の赤い部分をメインに出す)

フォアのショートサービスを織り交ぜることで、相手が警戒し、回り込みに迷いが生じます。

②ドライブはバック側を重点的に攻め、回り込むタイミングで、フォア側に振る

相手がバックハンドも使用するようになるので、回り込まれる可能性が下がります。

バックハンド主戦型

①サーブはバック側のロングサーブ、ややフォア側のミドル、フォア側のショートサービス(図の赤い部分)

フォアのショートサーブとミドルサービスを使うことで、相手の肘を動かし、惑わすことで、バックハンドレシーブの精度を下げることが出来ます。

②ドライブはフォアハンドの端、ミドルを攻める

厳しいコースやフォアハンドのコースを狙うことで、相手が得意な体の正面でとらえるバックハンドドライブを使用させない。

まとめ

今回は試合前の練習や、試合開始の早い段階で、相手の戦型を見抜く方法について解説しました。

それぞれの戦型には苦手なコースがあるので、それをうまく利用することでミスを誘うことが出来ます。

フォアハンド型、バックハンド型共に、フォア側のショートサービスとバック側のロングサービスは、有効であるため迷ったらとりあえずこの2点を出してみるのもおすすめです。

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今回の内容が役に立てば幸いです。

次回の投稿でお会いしましょう!よい一日を!

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