【レビュー】TIBHAR エボリューションMX-D / MXPとの比較も

卓球知識

皆さんこんにちは!

今回は私がバック面で2年以上愛用している THIBHAR EVOLUTION MX-P (エボリューションシリーズ) に新しくMX-Dが追加されたということで入手してみました。

今回はこのTIBHAR エボリューションMX-Dについて

①仕様

②使用感

の2点について紹介します。

仕様

まずは実物の写真をご覧ください。

以前に紹介したMXPと同様にやや光沢のあるしっとりとしたトップシートに細かな気泡のあるスポンジの組み合わせとなっています。

MXPの最高硬度50度を超える51.5度のスポンジが採用されており、硬さは大丈夫なのかと気になるところです。

公式HPでは威力と安定感を兼ね備えたMXPの使いやすさをそのままにMXSの回転力が融合とあるため、硬度を上げることで粘着ラバーのようにエネルギーロスを減らす狙いがあるのでしょうか。

実際に打ってMXPとの違いを確認していきたいと思います。

使用感

今回はMXP以外久しぶりのテンションラバーです。

軽打:以前から愛用しているMXPと比較するとやや硬く、少し自分の印象よりも飛び出しが早い印象があります。

ですが、その分本当に力もいらず軽く押すだけでいいので非常にエコな卓球が出来そうというイメージも同時に受けました。

強打:強打においてもやはり少しイメージよりも飛距離が出るという印象を受けました。

特に擦り打ちにおいてこの傾向は顕著にみられ、少し自分のスイングが甘かったりかけ切れなかった場合にボールが相手コートで沈みきらず、オーバーする場面が見られました。

一方で当て打ちの安定感は抜群で、 一方で当て打ちの安定感は抜群で、MXPではスポンジが軟らかいこともあり弧線が上がりすぎて安定しないこともありましたが、 MXDでは相手のコートに突き刺さるような鋭いボールを出すことが出来、スポンジを活かした打球の方がこのラバーの性能をフルに引き出すことが出来ると感じました。

ブロック:ブロックにおいては、軽打と異なり相手のボールに威力があるため、しっかりとスポンジの弾みを利用して十分に威力のあるブロックを返すことが出来ます。

スピードと回転量が結構あるため、コースをつけばブロックで相手を動かし得点することもやりやすいのではないかという印象を受けました。

サーブレシーブ:サーブにおいては、MXP同様トップシートの性能がいいのでどの回転もかけやすく、その中でも特にラバーを用いて弾くスピードのあるサーブが気持ちよく出てくれるので、時々出すことで相手を惑わすことが出来ると感じました。

レシーブはツッツキなど守備の技術はやり易いですが、球持ちがやや少ないイメージなので相手の回転と同じ方向の回転(相手の下回転に対して真上をとるなど)は本人の技術に依存するかなと感じました。

まとめ

今回はこのTIBHAR エボリューションMX-Dについて仕様、使用感を紹介しました。

全体的に公式の発表のようにMXPの回転量、スピードを底上げしたような性能になっており、プラボール時代に登場してきたほかのブランドのラバーと張り合える素晴らしい商品だなと感じました(コスパはNo.1の可能性大)。

その一方でやや硬度が上がり難しくなった技術もあるため、MXPは様々なレベルの人におすすめ出来るラバーでしたが、MXDはMXPを使いこなせる中級者以上の人でさらに威力や回転を求める人にピッタリと感じました。

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今回の内容が役に立てば幸いです。

次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!

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