【卓球】 戦型別おすすめのサーブと組み立て

卓球戦術

今回はサーブと3球目の関係について

①サーブの考え方

②フォアハンド主戦型

③バックハンド主戦型

の3点について解説します。

サーブの考え方

皆さんはサーブについてどのように考えていますか。

とにかく強い回転を意識している

とか

動画で見たからYGサーブを使っている

とか

サーブで相手のミス狙いになっていませんか。

サーブでのミス狙いは相手が慣れるまでは効く可能性がありますが、対応された場合はどうしますか。

今回はサーブから自分の得意な攻撃につなげる方法についてお話します。

同じサーブでも出す位置や自分の得意戦術とうまくかみ合うように出すことで、勝率が上がります。

①サーブは有利な攻撃ができるように組み立てるもの

②優位な状態での攻撃は勝利の近道

この2点について覚えておいてください。

基本的に3球目を攻撃する方法としては

①威力のあるフォアハンド

②早い打点でのバックハンド

の2タイプに分けることが出来ます。

フォアハンド主戦型

フォアハンド主戦型の場合は

①フォアハンドで攻撃できるようにサーブをだす

②相手のプレイスタイルを理解する

③サーブ前に戦術を考える

の3点が大切になります。

相手がバックハンドを得意とする場合

・ミドルロングやロングサーブを相手のバック側のコーナーに出す

・80%相手の返球は自分のバックハンド側に返ってくる

・回り込んで得意のフォアハンドで3球目を攻撃できる

相手がフォアハンドを得意とする場合

・相手にフォアハンド攻撃をされる可能性が高いのでロングサーブは基本的に出さない

・回転を変えてショートサーブを80%相手のバックハンド側に出す、残りの20%は不意をつく意味で、ロングサーブを相手のフォアハンドのコーナーに出す

・レシーブの多くはミドル、もしくはフォアハンド側に集まる

・長く浮いたボールをまって、フォアハンドで攻撃、カウンターの流れにもっていける

バックハンド主戦型

バックハンド主戦型の場合も同様に

・バックハンドで攻撃できるようにサーブを出す

・相手のプレイスタイルを理解する

・サーブ前に戦術を考える

の3点が大切になります。

相手がバックハンドを得意とする場合

・時々上回転や無回転をまぜて、基本的に相手のミドルからバックハンド側にロングサーブを出す

・80%相手のレシーブは自分のバックハンド側に集まる。

・得意とするバックハンドで打つ

という流れが出来ます。

・バック対バックにおいて時々相手のミドルをつくことでミスをさそいやすくなる

安定してミスをしないことが得点に繋がります。

相手がフォアハンドを得意とする場合

・相手にフォアハンドで攻撃されないように、下回転や横回転系のショートからミドルサーブを相手のフォアハンドサイドに出す

・相手のレシーブは基本的にミドルからバックハンド側に集まるので、得意な台上ドライブなどで攻撃できる

まとめ

今回はサーブと3球目ついて解説しました。

ただ単に威力のあるサーブを出すのではなく、自分の得意な攻撃につなげられるサーブをメインで使うことの大切さに気づいていただけたと思います。

技術面だけでなく、戦術も学んでいくことでより強くなれると考えています。

上手い選手の試合を見る際にはどういうコース取りのサーブを多く使っているかなども、確認するとより学びが深くなります。

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今回の内容が役に立てば幸いです。

次回の投稿でお会いしましょう!よい一日を!

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