皆さんこんにちは!今回はキョウヒョウ龍5Xについて
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
仕様
キョウヒョウ龍5Xは紅双喜が製造しているラケットで、馬龍選手が使用しているものと同じ構成です。
フィルムにはキョウヒョウ龍5Xと書かれています。
特徴:インナー特殊素材(ZLC系)
板厚:5.95mm
重量:88g
裏には公式サイトで認証出来るコードもついています。
キョウヒョウ龍5と比較して中心材が厚くその分、表面材は薄くなっています。トータルの厚みは龍5と同じです。
実際にキョウヒョウ龍5(W968)と今回のキョウヒョウ龍5Xの断面を比較しました。
上がキョウヒョウ龍5で下がキョウヒョウ龍5Xです。
名前を変えて販売したのか?とも最初は疑っていましたがしっかりとアップデートされています。
この僅かな素材の配置の違いでどのような差が出るのか楽しみです。
使用感
軽打:ぽこぽこという打球感で特殊素材特有の硬い、球離れの早い感じは一切なく、回転のかかったボールを出すことが出来ます。
強打:強打においては木材合板であると軟らかくしなり過ぎて、エネルギーをロスする場合もありますが、インナー特殊素材が程よく補助してくれるので球を掴んで軟らかい打球感でありながら、やや直線的な軌道で相手コートの奥深くに刺さるような軌道を描きます。
サーブレシーブ:薄くとらえるサーブレシーブの技術においては木材の感覚が強く残っているので、コントロールがよく、回転も切った分だけロスなくかかります。
スマッシュ:やや軟らかいラケットなのでしなりがあり、ばねのようにしっかりとはじくことが出来ます。
インナーとアウターの中間に特殊素材が配置されているという新しいラケットで、威力と感覚のバランスが非常に良いと感じました。
上記のように木材の感覚がありしっかりとつかんで、回転をかけることが出来ながら、スピードも出しやすいメリットがあります。
ドライブをメインに使用する戦型のドライブマンに非常におすすめ出来るラケットです。
デメリットがあるとすれば、弧線がやや低いので自分で弧線をつくる(回転をかける感覚・技術がある)人でないとネットにかかるリスクが少しあるかなという風に感じました。
また、軟らかい打球感で掴むラケットなので、硬い打球感が好きなパチパチ前陣で叩くような戦型にはあまり向いていない印象です。
まとめ
今回はキョウヒョウ龍5Xについてレビューをしてみました。
中国選手の安定したドライブはこのラケットにより生まれているのも納得できるほど、ドライブを安定して打つことが出来ました。
軟らかい打球感なのでほ初級者から上級者まで使用できるラケットであると感じました。回転を重視する現代卓球に非常に適したラケットになっていると思います。
やや硬め-硬めのラバーと合わせるのがおすすめです。
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次回の投稿でお会いしましょう!よい一日を!
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