【レビュー】 過去使用ラバー(バック面編)

卓球知識

皆さんこんにちは!今回は現在バック面で愛用しているMXPに至るまでに使用してきたラバーについて紹介していきます。

軽くレビューもしていますので、見ていただくだけでもラバーの特徴を感じていただける内容になるかと思います。

テナジー64

テナジー64は個人的に長く使おうかと非常に悩んだラバーの一つです。

スピード性能に優れているラバーという位置づけですが、トップシートの性能は抜群に良いので、回転量も多いスピードの乗ったボールを出すことが出来ます。

特に気に入っていたのは弧線がテナジーシリーズの中で低く鋭い球が出せるという点です。

ただ、2-3週間くらいで性能が少しづつ落ちはじめ、回転量が減り、台に収まらないといったことがあったので継続使用には至りませんでした。

テナジー80

テナジー80はスピードと回転のバランスが非常に良いラバーです。

ですが、バランスが良すぎて良い意味で素直なボールが出てしまうという点が唯一のメリットでありデメリットであると感じ継続には至りませんでした。

スピードは64、回転は05と長所を伸ばす方が良いボールが出しやすいと思います。

テナジー05

テナジー05は回転性能に非常に優れたラバーで、弧線がかなり上がりやすい印象です。

よく引っかかり弧線が上がるのですが、台から近いところでの強打は弧線が上がりすぎてオーバーすることもあり、自分の感覚でコントロールをしたいという私のスタイルには合わなかったため、継続には至りませんでした。

しかし、台から離れたところから一気に巻き返せる威力、台から近いところでの鋭いドライブが決まった時の気持ちよさは相当なものです。

ファスタークG1

ファスタークG1は、テナジー05の代わりになると高く評価されることもあるラバーですが、私が使用した感じでは完全に異なるラバーでした。

独特なややざらついたトップシートで、しっかり食い込んで球持ちが恐ろしいくらい長い時と、瞬間的にぶっ飛んでいくときの差が非常に激しく、コントロールに苦しむラバーでした。

また、擦り打ちで角度の関係や相手の回転量にもよりますが、謎にスリップするときもあり、その点も不安要素になりました。

擦って打つと掴みすぎてしまうので、常に強いインパクトでぶち当てて使用するスタイルであれば、このラバーの性能を引き出せると思います。

擦り打ちと叩き打ちを使い分ける私には、擦り打ちの安定感が低いというのは致命的で、継続使用には至りませんでした。

ファスタークS1

ファスタークS1は安定感と回転に優れた、バック面にお勧めできるラバーです。

ブロック、ドライブ、対下回転打ち全て非常にやりやすく、2回ほど買いなおして継続使用していた時期もあります。

他のラバーに移行した理由は、ラバーが軟らかく、一撃でぶち抜くようなドライブが打てないため、対下回転をバックで一撃で抜くようなプレイもたまに使用したい私のスタイルにこの点だけ唯一合いませんでした。

ラクザX

ラクザXもファスタークS1同様に、2回ほど継続使用したラバーです。

ファスタークS1をやや硬くしたようなラバーでやりにくい技術のない優等生タイプのラバーです。

しかし、回転性能、スピード性能も、後ほんの少しあれば、ミスを誘えたと思ってしまう場面や、一撃で抜ききれない場面があり、他のラバーに移る結果になりました。

安定重視でプレイしたい選手のバック面に非常におすすめです。

キョウヒョウ3

こちらは、バック面で継続使用することを使用前から考えておらず、好奇心で使用してみたというのが正直なところです。

回転性能は粘着ラバーだけあり、文句なしですが、ブロックのスピードの遅さや、チキータのスピードの遅さが、バックに向かない理由だと感じました。

常に擦り打ちで、回転を思いっきりかけたボールを出すことのできる選手には向いているラバーだと言えます。

キョウヒョウ2

キョウヒョウ2もキョウヒョウ3同様に試してみたいという気持ちから使用したラバーです。

こちらも同様に、スイングスピードを出しにくいバックハンドでは威力を出すことが難しく、継続使用には向かないと判断しました。

台上で、サイドスピンブロックや、コースを突いた擦りドライブを得意とする人であれば、性能を引き出すことが出来ると思います。

キョウヒョウ3-50

キョウヒョウ3-50は通常のキョウヒョウ3と比較して、気泡の大きい軟らかいスポンジを使用したラバーです。

トップシートはキョウヒョウ3と同じものを使用しています。

バック面に適しているかもしれないという思いから使用することになりました。

実際キョウヒョウ3ー50は球持ちが長く、キョウヒョウ3と比較して、威力を伝えてくれない感覚があり、強く振っても、振った分よりも小さい威力となってしまうという中途半端なラバーです。

イメージ的には高弾性に粘着のあるトップシートを付けたようなイメージです。

回転性能、スピード性能、コントロール性能、全て高弾性に非常に近いです。

高弾性が好きという方にはおすすめ出来るラバーです。

金弓3

金弓3は紅双喜から発売された、テンションラバー的な立ち位置のラバーです。

テナジーのような雰囲気のスポンジに、高弾性のトップシートを付けたようなラバーです。

高弾性よりも威力を出すことは出来ますが、回転、スピード共に、テンションラバーよりも低い性能のように感じました。

これも絶対このラバーのファンのような方以外には向かないような印象です。

まとめ

今回は私が現在使用しているMXPを使う前に試したラバーについて、軽くレビューしました。

それぞれのラバーにはそれぞれの特徴、良さがあり、それが使用者のニーズに合ってようやく、真価を発揮すると感じました。

あくまでも今回はバック面でのレビューですので、フォアハンドではとんでもない力を発揮するラバーもあります。

今回の内容が役に立てば幸いです。

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また次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!

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