皆さんこんにちは!
今回はなんとか入手したかなり珍しい中国チームに供給される選手用Dignics09Cについて早速使用しましたので
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
仕様
まずは実物の写真をご覧ください。
トップシートから見ていくと、市販のディグニクスも品質はかなり高いので、見た目での大差というのは、私が見た感じでは感じませんでした。
しっとりとした、艶のあるトップシートでいかにも高級ラバーという雰囲気が漂っており、他のテンションラバーとの違いを感じます。
スポンジについてもトップシート同様に市販のものと見た目においては違いが分かりません。
このラバーの大きな特徴はスポンジ面に市販のDIGNICSには刻印されることのないCHINAの文字が入っている点で、日本で供給されるものは、裏面の英字が特徴的な並びになっていたりするようですが、こちらのラバーは中国チームと分かりやすく、CHINAとなっています。
トップシートの硬度、スポンジの硬度も指で触った程度では通常のDIGNICSと違いはありません。
使用感
今回は選手同様にバック面での使用感について紹介します。
軽打:テナジーシリーズと比較すると軽打ではそこまでは弾まず、粘着ラバー+αくらいの印象です。
軽打においては市販のディグニクスと差は無いかなと感じます。
テンションラバーと思って打つと思っているよりは飛ばないので、軽く球を押してあげる必要があります(その代わり安定感抜群)。
強打:強打においては、全力で振ってもミスがでず、自信をもって打ち切ることが出来ます。
テナジーなどのテンションラバーではオーバーやネットミスが怖く全力で振り切ることがやや難しいですが、絶妙な球持ちと弾みで安定感が非常にあると感じます。
また、やや粘着ラバーのような要素もあり、振った割にかかっていないときや、驚くほど回転がかかっている時などやや意図しないばらつきがあり、コントロールしやすいのに球質の差がオートマティックに出る非常にいやらしいラバーです。
どちらかというとぶっ飛び系のテンションラバーが苦手な私でも扱いやすい、回転とコントロール重視(もちろん威力も十分)な仕上がりに感じました。
ブロック:ブロックにおいても、ドライブや軽打の時に感じたのと同様、自分で力を加えないと、思っているより飛ばないので、威力をころしたブロックがやり易いです。
もちろん自分で押す、かけることによって威力のある低いブロックも出来るので戦術の幅を狭めない、プレイヤーに合わせたラバーであると感じました。
サーブレシーブ:サーブにおいては、トップシートの吸い付く感覚により、回転をかけるサーブが出しやすく、また、しっかりと球を保持出来るのでナックルサーブも浮きすぎることなく出すことが出来ます。
レシーブでは対下回転がかなり優秀で、7割程度の力で力むことなく振ることで奇麗に持ち上がり返球することが出来ます。もちろん、ツッツキやストップなど飛びすぎるとやりにくい技術も09Cのトップシートでは非常にやり易いです。
まとめ
今回は中国選手に供給されている供給用のディグニクス09cについてレビューしました。
市販のものよりトップシートに粘着があるのかなとも感じましたが、そもそもバタフライのラバーは性能が高いので特段驚くような差は感じませんでした。
また、09Cは今までのテンションラバーと異なりオートマティックにぶっ飛ぶといった性能ではないため、自分で操作できる幅があり、使用する人によって回転のかかり方やスピードにかなり差が出るのではないかと感じました。
時々出る自分の意図しない球質の差もあり、魅力的なラバーでトップ選手が使用する理由がここにあるのではないかと思います。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
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