【中国理論】 卓球 回転量を上げる練習方法

卓球戦術

今回は卓球において重要な要素の一つ”回転”について

①威力のあるボールとは

②中国コーチの指導論

③回転量を上げる練習方法

の3点について紹介します。

威力のあるボールとは

皆さん威力のあるボールとはどのようなものだと思いますか。

回転量多い、スピードが速い、弧線が低い、など様々イメージされたと思います。

中国元監督の劉 国梁さんは、

・回転量はあるが遅いボール

・スピードは速いが回転量が少ないボール

この2つについては威力がない、と教えています。

威力があるボールとは

回転量が多く、スピードも速いボールと選手に指導してきました。

中国コーチの指導論

中国に行けばどこの卓球教室でも教わることのできる基本ですが、大切な考えなので、ぜひ取り入れてみて下さい。

中国においては卓球を始めた人が一番最初に教わる技術が回転です。

弾まないラケットに粘着ラバーを使用し、ひたすらフォアハンドで回転をかける練習を行い、ラケットでボールに回転をかける感覚を育てていきます。

最初のうちは回転のみを習うので、スピードは重視していません。

スイングのメカニズムや技術を学び回転がかけれるようになった後で、ようやくスピードについて教わります。

回転量を上げる練習方法

分かりやすいように、ボールの弧線を描いた図を用意しました。

①最初のうちは黒色の弧線になるように意識をして、スピードは出さずボールをこする練習をしてください。

すると回転によりボールが頂点に達してからぐんと落ちる黒い弧線に近づくはずです。

もしも回転が足りなければ、ボールが落ちず灰色の弧線になってしまいます。

回転をかける練習で、回転により相手コートでしっかりと沈む黒い弧線を描くことが出来れば、回転の基礎はつかめています。

②回転の基礎が出来れば次は回転量は維持しながらスピードを加える練習です。

基本的に先ほどの回転の感覚は残しながらスイングを早くしややラケットにしっかりとボールをぶつけます。

この際にうまくいっていればスピードはありながら、しっかりと相手コートで沈み、青色の弧線になるはずです。

この時に回転量が少ないとスピードはあるが沈まず、図の灰色の弧線のようにオーバーしてしまいます。

回転量、スピード共にあり青色の弧線になれば十分威力のある球になっており、相手によってはブロックをオーバーすることもあるはずです。

③スピード回転共に十分あるボールが打てるようになれば次は台の奥を狙う練習をします。

Zhang Jike選手、Ma Long選手、Fan Zhendong選手などのトップ選手はドライブの落下点がエンドラインに近い特徴があります。下の図のオレンジの弧線です。

ほぼMAXの力でスイングし、スピードは速いですが、それを上回る回転で相手コートのエンドライン付近で急激に沈みます。

自分で回転をかける技術がなければ灰色の弧線になり失敗したスマッシュのように思いっきりオーバーミスします。

①、②、③と少しづつスピードを上げる練習をすることで常に回転のかかった安定感のある質の高いボールを打ち込むことが出来ます。

回転がかかると最後に沈むのでオーバーミスがなくなり、また弧線もある程度必要なのでネットミスもなくなります。

これが中国選手の安定感、強さの秘密です。

まとめ

今回は威力のあるボールについてや、中国で行われている練習方法について解説しました。

威力のあるボールはスピード回転共に優れている球のことで、まず最初に回転を練習し、スピードは後から練習するということを学んで頂けたと思います。

スピードを最初に練習してしまうと、回転量が少なくボールが沈まないためオーバーミスやネットミスを引き起こしてしまいます。

この内容を知っておくことで、皆さんのプレーに安定感と威力が加わると思います。

このブログでは戦術についても解説していますので、併せて学んで頂くとより上達に繋がります。

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今回の内容が役に立てば幸いです。

次回の投稿でお会いしましょう!よい一日を!

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