皆さんこんにちは!
今回は、簡単にボールを返してくる選手や、なぜかやりにくい選手、球質を変えてくる選手など、卓球が上手い人に共通している特徴を3点紹介します。
上手い人の特徴や考え方を覚えることで、自然と上達に繋がるはずです。
卓球が上手い人に共通している特徴の一つ目が、回転の原理を掴んでいるという点です。
卓球において、回転は欠かせない要素の一つです。
上手い選手は、回転の原理を掴んでいるため、サーブ・レシーブ・ドライブ・ブロック・スマッシュ関係なく、相手の回転を利用してプレイすることや、上書きするなど自由自在に、ボールをコントロールすることが出来ます。
相手の回転をうまく利用して、小さなスイングで大きな威力を生み出したり、回転を殺したり、様々プレイの幅が広がります。
また、相手が苦手とする回転が分かれば、その回転で攻めつづけたり、回転の振れ幅に対応できない選手と分かれば、回転量の多いボール、少ないボールを打ち分けてきます。
回転の原理は、回転軸を考えて練習することで、誰でも習得することが出来ます。
こちらの記事で回転軸を意識してずらすことの大切さを紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
卓球が上手い人に共通している特徴の二つめは、回転の影響を受けにくいスイングを使用するという点です。
どれだけ卓球が上手い人や、トップ選手であってもすべての回転を見分けれるわけではありません。
逆横、順横など、横方向の回転は、ボールの軌道からおおよそ推測することが可能です。
しかし、上回転であるのか、下回転であるのかは、見分けられない場合があります。
そこで、多くの上手い人が取り入れているのが回転の影響を受けにくいスイングです。
こちらの動画の3:49ごろ、Xu Xin選手が力強く弧を描いてスイングしているシーンがあります。
テイクバックは下から、打球点はスイングの一番高い所、フォロースルーはテイクバックと同じ高さに引きながら下げているのがわかります。
スイングのスピードの比べて、ボールのスピードはゆっくりになっているのが確認できます。
回転が分からない場合に厚く当ててしまうと、相手の回転の影響を受けてしまうため、素早いスイングで薄く擦ることで、回転を完全に上書きしています。
このスイングであれば、サーブ・レシーブだけでなく、カットや横回転ドライブ系も、自分の球にすることが可能です。
スイングの弧をきつくすることで、相手の回転の影響を受けなくなりますが、反対にスピードが出なくなるため、回転の無効化度合いと、スピードのバランスを考えてスイングする必要があります。
卓球が上手い人に共通している特徴の三つめは、視野が広いという点です。
常に自分の苦手なコースにボールを出してくる選手や、不意に逆サイドを使ってくる選手見たことありませんか。
上手い人は視野が広いため、相手の現在の立ち位置から、手を伸ばしても届かないところにボールを出したり、移動した相手の体の正面を狙い続けたり、相手の取りづらい位置を常に確認しながら、ボールを出してきます。
サーブにおいても相手が回り込むモーションを見せてきた瞬間に、コースをストレートに変えるなど、臨機応変にプレイを行います。
Waldner選手は広い視野と、その都度相手の取りずらいコースを攻める卓球の代表ではないでしょうか。
現在では使えない違反サーブもありますが、相手の逆をつくサーブや、ドライブは相当相手を見ていないと出来ないプレイです。
今回は卓球が上手い人の特徴について紹介しました。
回転の原理を掴んでいる、回転の影響を受けないスイング、視野が広い、のこれら3つはセンスは関係なく、全て練習で習得することが出来ます。
日頃から意識して練習することで、上達が早くなります。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!