皆さんこんにちは!
発売前から話題になっていた新作の中国ラバーの定天ブルースポンジを入手しました。
中国での評価は国キョウヒョウに近いと言われることが多いようですが実際どうなのかも含めて、
今回はこの定天ブルースポンジについて
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
実物の写真をご覧ください。
今回は硬度40、厚み2.1mmを使用しています。
パッケージだけ見るとラバーかどうか一目では分からない雰囲気ですが、中国語で卓球の文字が入っていたり、ITTFのマークが入っていたりとよく見るとラバーと分かります。
事前評価が良かったラバーなので、実際はどうかと期待していましたが、その期待を裏切らないほど光沢感のある、国キョウヒョウ同様に粘着力強めのしっとりとしたシートです。
スポンジ面には特に文字などはありません。特にブルースポンジの質もキョウヒョウと変わらないかなという印象です。
GLOBE999などの国キョウヒョウと似ている系と言われるラバーは存在しますが、トップシートの質感が異なっていたり見た目から完全に一緒ではない場合が多いですが、こちらは国キョウヒョウ系の中で一番見た目の完成度も高く、期待できそうなラバーです。
チューンアップ前提で未打底なので弾みは期待できませんが、今回はチューンアップせずこのまま使用していきたいと思います。
中国のサイトなどにはチューンアップにより性能が完成されると書かれていますが、未完成のただ接着剤で貼り付けただけの状態で使用しています。
39度を入手できれば比較用にチューンアップしたいと思います。
軽打:ブルースポンジですが、40度と非常に硬くトップシートの粘着も強いので当てるだけでは回転も弱く、貼り上げ入門ラケットの方が良いのではないかというほどの棒球になります。
もちろん軽打でも擦り打ちをすれば回転量による加速のある、取りづらい球を出すことが出来ます。
(軽打での弾みや硬度を落とす意味でもチューンアップにより性能が引き出されるかもしれません。(当サイトは推奨しません自己責任で。))
強打:強打においては、当てるドライブでは速度が回転量を上回っているのでテンションラバーに近いような軌道のボールに、擦るドライブについては回転量が速度を上回っているので加速による沈むような軌道のボールを出すことが出来ます。
NEOではある程度の弾みがあるためここまでの緩急をつけることが難しいですが、さすが未打底といったようなオーバーミスしないという安心感があります。
一撃で抜くのはよほど横に曲げるドライブか、コースを突かないと難しいかなという印象です。
ブロック:ブロックにおいては、鉄板系ラバーの特徴でもある威力を吸収したピタリと止めるブロックを簡単に出すことが出来ます。
何も考えずに当てるだけで回転量、スピードのない、相手からすると伸びてこないブロックになります。
もちろんシートを使ってかけてあげれば相手の回転を利用して、伸ばしたり、サイドに曲げたりといった変化形のドライブを出すことも出来ます。
ラバー自体の重さもあり安定感抜群です。
サーブレシーブ:サーブにおいては、全く弾まないラバーであることから、トップシートの上を転がすようにすると非常に様々な回転を出すことが出来ます。
テンションラバーでは球離れが良く、転がす手法は難しいですが、粘着ラバーにおいては非常に効果的です。
弾いてもスピードが出ないため、スピード重視のロングサーブのみ難しい印象です。
レシーブにおいては下回転を持ち上げることや、ツッツキなどの回転をかける、かけ返す技術は非常にやりやすいです。
今回は発売前から話題になっていた新作の中国ラバーの定天ブルースポンジについて、仕様や使用感について紹介しました。
個人的にはやはりキョウヒョウ系粘着ラバーの中で明らかにキョウヒョウに近い(ブラインドだと区別できない可能性有)ラバーであると感じました。
機械があればチューンアップをしたverも使用してみたいと思えるラバーでした。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!