皆さんこんにちは!
今回はW968のように最新のモデルではありませんが、合板の中国国チーム用卓球ラケットN766を入手することが出来ましたのでレビューしていきたいと思います。
合板も様々な国チーム用が存在するのでこちらのモデルを筆頭にどんどん投稿していきたいと考えています。
今回はこのN766について
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
仕様
まずは実物の写真をご覧ください。
グリップや板の色などのデザインはニッタクさんから発売されている馬龍カーボンとほとんど同じです(N766の方が先に登場しているので馬龍カーボンが採用したのでしょう)。
グリップの形状はW968などと同じTHE紅双喜という形状のグリップです。
レンズは表面のみキョウヒョウと文字が入ったレンズが埋め込まれています。
国チーム用だけあり処理が非常に丁寧で見た目も〇です。
素材:5枚合板(染色コト上板)
板厚:5.9mm
重量:92.0g
見た目でいうとややしなる攻撃系のラケットという印象を受けますが実際どうなのか楽しみです。
使用感
今回もフォア面に粘着(定天ブルースポンジ39度)、バック面にMXPでの使用です。
軽打:昔のDHSのラケットなのでブレードサイズが大きく木材合板というのも相まってしなる、かつ軟らかい打球感でカット用ラケットを使っているのと錯覚される打球感です。
特殊素材がメインになってきた現代ラケットと比較すると弾み自体は小さいので軽く自分からも打球時に押してあげる必要があります。
強打:強打においても、しなりと軟らかさが目立ちます。
最近の高性能特殊素材が入ったラケットは当てる打ち方でかなり直線的に飛んでいくものもありますが、当てうちも高い弧線を描いて飛んでいきますが球のスピードがやや遅い印象です。
反対に威力が出るのが擦り打ちで、カット用ラケットの重い回転のかかったドライブをイメージして頂くと分かりやすいのですが、良く掴むラケットの性能を利用して、強烈な回転をかけることができ、ウうねるような軌道かつ、2速で非常に伸びのあるボールを打つことが出来ます。
当て打ちのシンプルな伸びと、擦り打ちの強烈な伸びでも途中の軌道がほぼ同じなのでかなり面白い戦い方ができると感じました。
ブロック:カット用ラケットにやや近いのでデフォルトでやや相手の威力を吸収するようなブロックを出すことが出来ます。
しっかりと相手のボールに合わせることで威力のあるプッシュのようなブロックももちろん出すことが出来ます。
威力を吸収する性質を生かして、ナックル~下回転のブロックをすることも出来ます。
サーブレシーブ:打球感は非常に良いラケットでなおかつぶっ飛びではないため、短めの切れたサーブが非常に出しやすいです。
しっかり掴んでコントロールしやすいので横回転と下回転を同じ長さ、同じ軌道で出せるのは非常に強いと感じました。
レシーブにおいても短い切れたツッツキがやり易く、コースも思った通りに返すことが出来ます。
反対にチキータはスピードは出しにくいですが、豊富なサイドスピンがかなり魅力的です。
スマッシュ:ぶっ飛ばすスマッシュは少し難しいですが、好きな回転をかけた曲がるスマッシュが出しやすく、左右に打ち分けることが出来ます。
まとめ
今回はDHS国チーム用キョウヒョウN766についてレビューしました。
見た目の印象はよく弾む攻撃ラケットなのかなと思っていましたが実際には軟らかめのしなりのある掴むラケットで、面白い戦い方ができるなと感じました。
昔のセルボールのギュンギュン伸びる時代であれば相当強かったのかなと感じる反面、現在のプラボールでもこれだけ回転がかけやすければ十分に通用するかもというイメージも受けました。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
コメント
たこさんが使っていてN766に似ていると感じたラケットはありますか?