【超おすすめ】 フルオーダー財布作ってもらいました

服・素材解説

皆さんこんにちは!

今回は私が現在使っているフルオーダー財布について

①パターンオーダーとフルオーダーの違い

②私がオーダーしようと思った経緯

③実際のやり取り

④完成品

の4点について紹介します。

パターンオーダーとフルオーダーの違い

財布のオーダーには大きく分けて2つの種類(パターンオーダーとフルオーダー)があります。

パターンオーダー

パターンオーダーは既製品(既に販売されている商品)の革の色やステッチの色を変えることが出来るオーダーです。

財布以外の分かりやすい例では、ランニングシューズの配色変更や、決められたデザインのTシャツの配色を自由に決めれるオーダーと同じです。

パターンオーダーでは型が決まっているので、ある程度リーズナブルにオリジナルな財布をオーダーすることが可能です。

フルオーダー

フルオーダーでは、財布に使う素材、財布の形、ポケットの数、配置、など全て自分の好みにオーダーすることが出来ます。

既製品にはない形や素材、配置にしたいのであればフルオーダーをする必要があります。

全て自由にオーダーすることが出来る代わりに、職人が図面などを全て一から作る必要があるため、高価になる傾向があります。

私がオーダーしようと思った経緯

私自身服や靴、財布などのものへの拘りが強く、自分が納得できるかどうかで商品を選んでいます。

特に革靴や革財布は手入れをすれば、長く使用できるので、天然皮革の商品を選ぶことはもちろんデザインも妥協せずに選ぶようにしています。

新しい財布を買いたいと考えてから3ヵ月ほど店舗やネットショップを探しましたが、ピンとくる財布には出会えませんでした。

しかし財布ではなく名刺入れですが、一商品だけ店舗で目を引く商品がありました。

店員によれば比留間という革工房のポロサス(最上級クロコダイル)の革を使った製品であるとのことでした。

こちらの名刺入れは比留間さんのオンラインショップにて販売されているので、気になった方はぜひ見てみて下さい。

革工房比留間

ショップにも2つ折り財布はありましたが、サイズと内側のデザインが好みでなかったため、フルオーダーで依頼する形になりました。

実際のやり取り

依頼方法は、メール、電話、工房の3つありましたが、細かい修正などもメールで十分に行えるということで、メールにて依頼のやり取りを行いました。

個人的にキャッシュレス時代を見据え出来るだけコンパクトで、スタイリッシュな財布にしたいという思いから、既存の2つ折りは財布は大きすぎるので、

①1万円札が入ってちょうどくらいのサイズ感

②札入れは2部屋に分ける

③小銭入れとカード入れが向かい合う形

という3点と非常にざっくりとこちらの希望を最初に伝えました。

その後のやり取りで、均一な牛側と異なり、クロコダイルは使用する場所によって表情が変わるため、使用する場所と開いた際に左右均等になるように、あと出来るだけ細かい腑になるようにお願いをし、実際に使用する革の写真も見せて頂きました。

カード入れの数や内側に使用する革、色などのやり取りを行った後、実際の財布に使用する革のサンプルと、財布の図面を郵送して頂きました。

フルオーダーなので、図面や革サンプルが届くのは当たり前なのかもしれませんが、丁寧な図面と非常に上質な革で完成が楽しみになりました。

私の場合は図面が希望通りの機能、サイズでしたので、こちらでお願いします、と入金を終え依頼をしました。

完成品

入金後職人が手作りでパターンから財布作りをするので約1か月後に完成品が手元に届きました。

実際の財布がこちら

ポロサスの腹から顎にかけての部分の革を外側に使用し、内側は牛のキップ側を使用しています。

コバは切り目仕上げで、中造りはヘリ返し仕上げにしてもらいました。

革も薄く漉かれているため厚みも非常に薄く、キャッシュレス時代に対応できそうな最高の財布を購入することが出来ました。

まとめ

今回は私がフルオーダーした財布について、オーダーの流れや完成品について紹介しました。

財布は頻繁に変えるものではないので、出来るだけ使いやすく、それでいて経年変化も楽しめる上質な革を使用したものを購入しました。

初めてのオーダー財布ですが、全て自分の希望通りになるので、何年後になるか分かりませんが次回もオーダーしようと考えています。

財布選びに悩まれている方や、既製品で希望の商品がない場合は、オーダーされるのもおすすめです。

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今回の内容が役に立てば幸いです。

次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!

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