皆さんこんにちは。今回はXu Xin選手がフォア面に使用している天極2ブルースポンジについて
①外観
②使用感
の2点について紹介していきます。
外観
まずは実物の写真をご覧ください。
何か珍しいと思いませんか?
そうです!昔一般的に販売されていた天極のロゴが採用されています。
トップシートが非常にしっとりとしており、粘着も強く見ただけで、品質の高さが分かりますね。
フィルムを剥がしてしまいましたが、しっかりと公式サイトで認証できるホログラムシールも貼ってありました。
スポンジ側も見てみましょう。
国チーム用の印である(国)の文字があります。高度42度、厚さ2.1mmを使用しているようです。
Xu Xin選手の名前も印刷されていますね。
補助剤の膜が非常に分厚く、膜の下にある文字が読みづらいです。
トップシートの質の高さにこの補助剤膜の厚さ、見ただけで性能が高いというのが伝わってきます。
使用感
今回は愛用しているH301のフォア面で使用しました。(はやりのインナー特殊素材ラケットです。)
軽打:質の高いトップシートに分厚い補助剤膜、予想していたとおり軽く打っただけで非常に回転がかかります。42度の表記ですが、そこまでの硬さは感じられません。
強打:テンキョクはやや直線的な弧線が特徴的なラバーですが、国チーム用はさらに弧線が低く相手コートの奥にボールが突き刺さります。
スピードもブルースポンジはやや食い込みが生まれるため出しやすく、それでいて球持ちが良いので回転もかけやすいです。
中国ラバーなので、国チーム用でもオートマティックに回転はかからないので、軟らかめのラケットと合わせて、自分のスイングで回転を生む必要があります。
シートスポンジ共にコシが非常に強いので、スイングのエネルギーをロスせず、全てボールに伝達されます。
Xu Xin選手が中遠距離でとてつもない回転量のボールが打てるのは、このコシの非常につよい、勝手に弧線が上がらないラバーのおかげであると体感しました。
当てて打つドライブでは弧線が低く、薄く擦るドライブでは自分で弧線の高さを調節できるので、ボールの質の変化も非常につけやすいです。
カーブドライブ、シュートドライブも自由自在です。
台についてからの伸びもすごく、下に沈んでいくように伸びていきます。
ブロック:ブロックですが、相手の回転を利用して、弧線の低い直線的な回転量の多いボールを返すことが出来ます。ブロック性能は非常に高いラバーです。
サーブレシーブ:サーブでは質の高いトップシートと詰まったスポンジのおかげで、自分の思った以上の回転量のサーブが出すことが出来ます。ラバー自体の弾みはそんなにないので、飛びすぎる心配がなく、コントロールが非常にやりやすいです。
レシーブにおいても、弾みが強すぎない特性のおかげで、回転を食らいすぎることなく、落ち着いて自分の回転にして返球することが出来ます。ツッツキ、ストップ非常に短く、低く返すことが可能です。下回転サーブの持ち上げやすさは異常でした。
まとめ
今回はXu Xin選手が使用している国チーム用テンキョク2ブルースポンジの紹介をしました。
Xu Xin選手のように、強く当てるドライブ、こすり上げるドライブ、どちらも非常にやりやすく、強打でもエネルギーをロスしない完成されたラバーです。
テンキョク2を使用している人やおすすめしている人はあまり見かけませんが、ドライブ主戦型で当てるドライブ、こするドライブを場面で使い分ける選手には非常におすすめのラバーです。
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今回の内容が役に立てばうれしいです。
また次回の投稿でお会いしましょう!よい一日を!
コメント
こんにちは
国天極について調べていてこちらにたどり着きました
ネットのお店で買える国天極は未打底が殆どで、またxu xin選手の名前がかかれてることもありませんでしたが、今回の記事のラバーは中国で購入されたものでしょうか?
中ペン好きさん
コメントありがとうございます。
国テンキョクでXu Xin選手の名前が入っているVERは中国国内でもごく稀に入手できるラバーです。
また已打底の国テンキョクも珍しくなかなかお目にかかれません。
私は普段から中国で友人を介して購入しています。
参考になりましたらうれしいです。
これからも珍しいものも投稿していきますので、よろしくお願いします。