皆さんこんにちは!
今回はW968のように最新のモデルではありませんが、合板の中国省チーム用卓球ラケットN656(国用も存在)を入手することが出来ましたのでレビューしていきたいと思います。
合板も様々な国チーム用が存在するのでこちらのモデルに引き続きどんどん投稿していきたいと考えています。
今回はこのN656について
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
仕様
まずは実物の写真をご覧ください。
グリップや板の色などのデザインは国内でも流通しペンホルダーの方に愛用されることの多いキョウヒョウハオとほとんど同じです。
グリップの形状は最新のW968などと同じTHE紅双喜という形状のグリップです。
レンズは表面のみキョウヒョウと文字が入ったレンズが埋め込まれています。
グリップエンドのレンズはこのラケットにはありません。
素材:5枚合板(染色コト上板)
板厚:5.8mm
重量:91.0g
見た目からは硬めの攻撃系のラケットという印象を受けますが実際どうなのか楽しみです。
使用感
今回もフォア面に粘着(定天ブルースポンジ39度)、バック面にMXPでの使用です。
軽打:昔からあるDHSのラケットですが、やや硬めの木材合板というのもあり、打球感も非常によく軽打でもしっかりと弾んでくれます。
軟らかめの部類のW968と比較すると軽打での打球感や安定感は高い印象です。
強打:強打においても、打球感の良さと安定感が目立ちます。
最近の高性能特殊素材が入ったラケットは当てる打ち方でかなり直線的に飛んでいくものもありますが、しっかりと回転がかかり高すぎない弧線を描きます。
擦り打ちも特殊素材と比較してボールを掴む感覚が強く、思った通りの位置に思った回転量で打ち込むことが出来ます。
テンションラバーでの打球感も非常に良いので使用者を選ばない万能な高性能ラケットという印象です。
ブロック:弾みの良さを生かしてしっかりとコースを突いたブロックや、回転を利用したブロックなど、やりにくい技術がないと感じます。
しっかりと相手のボールに合わせることで威力のあるプッシュのようなブロックももちろん出すことが出来ます。
サーブレシーブ:打球感が非常に良いので、薄くとらえるサーブ、厚くとらえるサーブ共に非常に出しやすいです。
薄くとらえて回転重視、厚くとらえてスピード重視とコントロール性に優れています。
レシーブにおいても掴む感覚の良さが際立つため対下回転は非常に持ち上げやすいです。
スマッシュ:当て打ちでしっかりと飛ぶというメリットが十分に発揮された非常に鋭いスマッシュを打つことが出来ます。
まとめ
今回はDHS省チーム用キョウヒョウN656についてレビューしました。
長きに渡って多くの方に愛用続けているラケットだけあり、性能がどこをとっても非常に高く、安定感抜群のラケットです。
合わせるラバーも選ばないので、粘着ユーザー、テンションユーザーに関わらず、是非使用してもらいたいラケットです。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
コメント
前回レビューされていたN766と比べるとどう違いましたでしょうか??
ゆうさん
コメントありがとうございます。
キョウヒョウハオの選手用といわれるだけあって合板ながらなかなかに力強いボールを出すことが出来ました。
N766のほうが軟らかいラケットなのでより弾むラバーを貼ってもコントロールしやすいかなと思います。
よろしくお願いします。