皆さんこんにちは!
今回は世界中で有名かつ使用者が増えているビスカリアゴールデン(日本国内未発売)を入手することが出来ましたのでレビューしていきたいと思います。
今回はこのビスカリアゴールデンについて
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
仕様
まずは実物の写真をご覧ください。
グリップや板の色などの大枠のデザインは国内でも流通しているビスカリアと同じです。
ですが、市販のビスカリアと異なりブレード表面には印刷はなく、加えてグリップ表面にはビスカリアというロゴやレンズもありません。
裏面は市販のものと同様に、バタフライのホログラムレンズが埋め込まれています。
またグリップエンドにはゴールデンという名のとおり金色のバタフライロゴが埋め込まれています。
素材:5枚合板(コト上板プラスALC)
板厚:5.8mm
重量:96.0g
見た目からは硬めの攻撃系のラケットという印象を受けますが実際どうなのか楽しみです。
使用感
今回もフォア面に粘着(キョウヒョウNEO3ブルースポンジ39度)、バック面にテナジー05での使用です。
通常のビスカリアでは板にボールを当てた時にスカスカ感がありますが、ゴールデンでは重量が重いことが関係しているのか打球の振動がきれいに手に伝わってくるので非常に性能が高いと打つ前から予想できます。
軽打:ALCのラケットはよく使用しますが、普段使用しているものと異なり、木材合板を打っているかのような安定感があります。(通常のALCよりやや球離れが遅い印象)
強打:強打においても、球持ちの良さが目立ちます。
以前レビューを行ったZLCのラケットに強打の打球感は近く、反発力が強いものの芯がしっかりとありギュンと回転がかかりボールが飛んでいく感覚です。
当て打ちでもしっかりと飛んでくれますが、やはりALC、擦り打ちの威力が非常にあります。
ZLCでは当て打ちのほうがいいボールがでるイメージですが、こちらは擦り打ちで真価を発揮します。
しっかり擦って打球を行う中国選手が使うのも納得できる安定感と威力です。
ブロック:重量の関係もあるのか、相手のボールの威力に負けず、狙ったところにボールを返すことが出来ます。
通常のビスカリアだと軽い打球感のせいでややブロックをオーバーミスすることもありますが、安定感が抜群で攻めてよし、守ってよしのバランスのよいラケットだと感じます。
サーブレシーブ:打球感の非常に良いラケットなので基本的にどのサーブも高い精度で出すことが出来ます。
ロングサーブはもちろん、短いぶち切りサーブが出しやすいのには好印象です。
レシーブにおいても感覚の良さが目立ちツッツキの安定性も抜群で、コースも思った通りに返すことが出来ます。
中国選手のお家芸であるチキータも通常のビスカリアにプラスされた球持ちで非常に余裕をもって行うことが出来ます。
スマッシュ:やや相手のボールの影響を受けることもありますが、問題なくスマッシュを打つことが出来ます。
はじくスマッシュよりもボールを一瞬掴んで横回転を加えたほうが安定感のあるボールになるかなと感じました。
まとめ
今回は海外限定で発売されているバタフライの卓球ラケットビスカリアゴールデンについてレビューしました。
特に打球感、球持ちに優れたラケットで、強打はもちろん、ブロック、台上プレーがやり易く、市販のビスカリアとは別物という印象を受けました。
中国本土はもちろん日本でも価格が上昇しており、今入手するのはやや難しいラケットですが、長く使える丁寧な作り、かつ、性能も抜群と文句なしのラケットなので、早く安定した価格で販売してほしいところです。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
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