皆さんこんにちは!
今回は以前紹介した2020年の最新のN301に引き続き、初期の2016年度のN301を入手することが出来ましたのでレビューしていきたいと思います。
今回はこの国チーム用N301について
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
仕様
まずは実物の写真をご覧ください。
かなり初期のデザインなので以前に紹介したH301デザインではなく、キョウヒョウハオに近いデザインです。
個人的にはこの三日月ラインが好みなのでこちらのほうがキョウヒョウラケットという印象を持ちます。
またグリップエンドもレンズではなく、刻印というのも特別感があり期待が高まります。
最新のN301よりもグリップが太く、バタフライ系のラケットに近いです。
素材:インナー特殊素材(ZLC系)
板厚:6.03mm
重量:88.0g
使用感
軽打:トップ板に染色されたKOTOが使用されており、見た目からは硬そうな印象を受けますが、思っている以上に打球感の硬さは感じません(板厚薄めのインナー程度)。
特殊素材と染色KOTOの組み合わせと非常に硬くなる組み合わせが使用されていることから、しなりが少なく、軽打では木材ラケットよりも飛ばない印象です。
最新のN301よりも素材が内側に配置されているので打球感は木材に近い感覚で、バタフライのALCインナーラケットの方がやや硬く感じる印象です。
相手の回転を利用してラバーで上手く合わせる必要があります。
強打:強打においては、打球感が軟らかいのに、しなりが少ないという特性を非常に活かしやすいです。
相手のボールに対して厚くとらえる打ち方では非常に弧線の低い鋭いボールを出すことが出来、薄くとらえる打ち方では弧線が高く、回転で沈み込むような球を打つことが出来ます。
安定感と威力は明らかに当てるドライブの方に軍配が上がるため、対下回転や打球点を下げて打つ場合のドライブのみ擦るドライブを使用すると球質の違う球を出せるという点でも良いのかなと思います。
ブロック:ラケット自体、弧線が低く、しなりが少ないため、相手の回転を食らいすぎず鋭いブロックを簡単に出すことが出来ます。
もちろん打球感は良いラケットであるため、回転をかけたり、回転量を落としたり、様々なブロックを行うことが出来ます。
サーブレシーブ:打球感が非常に良いので、薄くとらえるサーブ、厚くとらえるサーブ共に非常に出しやすいです。
薄くとらえて回転重視、厚くとらえてスピード重視とコントロール性に優れています。
レシーブにおいても弧線の高さが際立つため対下回転は非常に持ち上げやすいです。
スマッシュ:しなりが少ない、真っ直ぐ飛ぶというメリットが十分に発揮された非常に鋭いスマッシュを打つことが出来ます。
まとめ
今回は中国選手が使用している、N301国チーム用について紹介しました。
以前に紹介したキョウヒョウ301同様に、見た目の印象よりは軟らかい打球感でしなりが少なく、弧線低めの球が出しやすいラケットです。
強いインパクトが出せる方が使用すれば非常にコントロール性に優れ、威力も自分のスイングが反映される感覚が強く、自分の好きなボールにして返球することが出来るラケットであると感じました。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
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