皆さんこんにちは!
今回は私が最近はまっているアンティークウォッチについて
①アンティークウォッチとは
②アンティークウォッチの魅力
③購入時の注意点
の3点について紹介します。
アンティークウォッチとは
一般的にイメージしやすい家具や食器などに代表されるアンティークの世界では、100年以上経ったものをアンティークと呼びますが、腕時計自体の歴史が浅く100年ほどしかありません。
そうすると腕時計にはアンティークが存在しないのでは?と思われる方もおられると思いますが、腕時計の世界では、一般的に1970年代以前に作られた時計をアンティークとされることが多いです。
当時の時計の特徴として現在主流な電池などの動力源で動くクウォーツではなく、ゼンマイを動力として動く、機械式時計であるという点もあります。
アンティークウォッチの魅力
一点ものとしての価値
現在、腕時計はクウォーツが登場し大量生産された安価な物が主流ですが、機械式時計しか存在しない当時、腕時計はとても精密で高価な物であり、その多くが給料の数カ月分で販売されていました。
腕時計は熟練した職人達によって一点ずつ手作業で作られた物で、優れた時計を身に着ける事がステータスとされた時代でした。
現在の時計と比較すると、『精度』や『防水性』などの劣る点はありますが、デザイン、機構、仕上げの美しさや、経年と共に味わいの出た趣きのある外観は、それらを補う程の魅力に溢れています。
また、機械式であるため定期的なメンテナンスをおこなうことによって、長く使い続けられるという特徴もあります。
サイズ感
アンティークウォッチはケース径が34mmが主流になっています。
このサイズにぴんと来ない方がおられるかもしれませんが、現在の流行の腕時計は40mm前後とやや大きめに設計されています。
腕時計は一般的に大きい時計はカジュアル、小さい時計はフォーマルという印象を与えます。
34mmという大きさは手首からはみ出ることなく、大人っぽさも備えているので、年齢を重ねるごとに似合っていく、飽きのこない使いやすいサイズになっています。
現在では文字盤の保護(一般的にガラスと呼ばれている部分)にサファイアクリスタルという素材が使われているものがほとんどです。
1960年代までのアンティーク時計のほとんどは、その部品がプラスチックで作られていました。
これはコスト削減などではなく、ガラスを薄くすると割れやすく保護に適さないといった問題を克服するためであり、ロレックスやパテックフィリップなどの高級時計もプラスチック風防でした。
プラスチック製の風防は強度を増すために膨らみを持たせるのですが、その膨らみがアンティーク特有の柔らかなデザインを生み出す要因の一つでもあります。また、一般的に「ドーム風防」と呼ばれたりもします。
超高級ブランド腕時計も比較的安価
OMEGAやROLEXといった高級時計の現行品は手が出ないといった場合でも、アンティークウォッチであれば超人気のモデルを除いて現行品より安価な価格で入手することが出来ます。
何十年も経った時計とは言え、しっかりと作りこまれたムーブメントは今もまだ元気に時を刻んでいるものが多く、問題なく日常使用できる腕時計がたくさんあります。
そこで自分の好みに合うもの、予算に収まるものを探すのはワクワクするような楽しさがあります。
購入時の注意点
水、磁気に注意
現在の腕時計でも特殊なモデルを除いて注意する必要のある水と磁気。アンティーク時計においてはさらに注意が必要です。
製造から長い年月が過ぎた腕時計はケースのゆがみやパーツの隙間などが生まれて水が入る可能性があります。元々は高い防水性能が備わっているモデルも注意する必要があります。
また現代では磁気に対する意識が高まってきましたが50年も前の時計となると磁気に対する備え自体がほとんどありません。
なぜなら昔はPCもスマートフォンもなく、強力な磁気を発するものがほとんどなかったためです。
現代のように周囲に強力な磁気を発するものがある環境では保管場所にも気を配りたいところです。
オリジナルに近い状態の物を選ぶ
購入時に気をつけたい点を3点あげておきます。
・文字盤や針、ベゼル、ブレスレットなどが純正品とは違う物に変更されていないかどうか?
・ケースを磨きすぎてフォルムが変わってしまっていないか?
・ムーブメントが違う物になっていないか?しっかり動作するか?
と言う3点に注目してみて下さい。
まとめ
今回はアンティークウォッチについて魅力や注意点について解説しました。
アンティークウォッチはサイズ感、よく作りこまれているという点に魅力があります。
また適切なメンテナンスをすることで現在の時計と変わらない精度で時を刻んでくれるため、他と被りたくない人や、ブランドの歴史を感じたい人、機械式時計にトライしてみたい方まであらゆる人にお勧めできる時計です。
皆さんもぜひアンティークウォッチを試してみて下さい。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
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