皆さんこんにちは!
今回はW968の中でも特に珍しい、Fang Bo選手が使用しているキョウヒョウ博の国チーム用のラケットについて
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
まずは実物の写真をご覧ください。
私のツイッターでも投稿しましたが、3年間欲しいと思い続けてようやく入手することが出来ました。
デザインはキョウヒョウ博と同じですが、国チーム用ですのでサイドにW968と刻印があります。
キョウヒョウ博Xのレビューはこちら
素材:インナー特殊素材(ZLC系)
板厚:5.9mm
重量:91g
となっています。
2016年のラケットですので、フィルムによる包装はありませんが、しっかりと正規認証出来るシールがグリップについています。
今までに使ってきたW968と見た感じ、板の構成や、厚み、質は変わらないように思います。
こちらのW968は方博選手はもちろん、樊振東選手が一時期使用していたことでも有名です。
軽打:さすがW968、軟らかい打球感でしなりが強いです。選手用だけあり、スイートスポットが広く軽打でも球が走ります。ボールの感覚がしっかりと手に伝わってきます。
強打:強打においては、他のW968と全く同じ打球感です。
適度なしなりがあるので、厚く当てる打ち方ではしなりにより威力を出すことが出来ます。
また、擦る打ち方においても、球持ちの良い性能のおかげでしっかりと掴んで回転をかけることが可能です。
サーブレシーブ:さすがW968、サーブレシーブは非常にやりやすいです。インナー特殊素材の利点である、タッチプレイでの感覚の良さによる回転のかけ易さはもちろん、弾みもあるので、上回転の速いロングサーブも出すことが出来ます。
スマッシュ:キョウヒョウ系のラケットにも当てはまりますが、W968も掴むラケットなので、やや相手の回転を食らうかなという印象です。
少し横回転を入れてスマッシュをすると非常にやりやすいです。威力は申し分ありません。
このラケットは打球感が非常に良いので、特にブロック性能に優れていると感じます。
しっかりと相手の球威を吸収した止めるようなブロックや、ミート系の威力あるブロック、横回転を含ませたサイドスピンブロックまで自由自在です。
W968はこれまで5本ほど使用してきましたが、性能や品質は非常に良いラケットです。
粘着ラバーとの相性はもちろん、やや硬めのテンションラバーとの相性も良いので、かなり万能です。
W968であればロットによる打球感も大きく変わることはないので、デザインが好みのものを使用するとモチベーションも上がります。
今回は方博選手モデルのW968についてレビューしました。
3年前に初めて見た際には斬新なグリップデザイン、カラーに惹かれいつか必ず実物を入手するぞと初めて心から思えたラケットです。
W968は数本打ったことがあるので、おおよその性能は分かっていましたが、やはり扱いやすい非常に良いラケットです。
過去のW968のレビューはこちら
今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!