今回は紅双喜から新発売されたキョウヒョウ龍5ライトについて
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
まずは実物の写真をご覧ください。
キョウヒョウ龍5同様に、フィルムにはキョウヒョウ龍5と印刷されています。
グリップレンズもキョウヒョウ龍5と同様、キョウヒョウ龍と入っています。
LITEではありますが、サイドの刻印にHL5Lと最後にLがついているのみで、特別分かりやすい表示はありません。
公式サイトで認証できるシールもしっかりとついています。
グリップエンドの馬龍選手も健在です。
素材:インナー特殊素材(ZLC系)
板厚:5.85mm
重量:85g
重量は、通常のキョウヒョウ龍5と比較して6gほど軽い仕上がりです。
板厚は、キョウヒョウ龍5より1mmほど薄くなっています。
ブレードサイズもバタフライ標準サイズとほぼ同じサイズで、キョウヒョウ龍5と比べると1-2mmほど縦が小さくなっています。
写真の左がキョウヒョウ龍5LITE、右がキョウヒョウ龍5です。
グリップはキョウヒョウ龍5と比較して、やや細くなっているのが確認できると思います。
細くはなっていますが、厚みは変わらず、握った時の手当たりは、そこまで大きくは変わりません。
ブレードサイズを小さく、グリップを細く、板厚を薄く、することで重量を軽く仕上げているというのがLITEの由来です。
軽打:特殊素材が入っているため軽打でも弾んでくれますが、軟らかく、よくしなる、薄めの5枚合板ラケットの打球感です。インナーフォースよりも軟らかい、掴む感覚が強いです。
強打:強打においも、打球感は軟らかく、しっかり掴んで弾みます。
キョウヒョウ龍5は低い弧線で鋭い球を得意としますが、キョウヒョウ龍5LITEは弧線が上がりやすいです。
キョウヒョウ龍5より弾みは小さく、ぶっ飛びではないですが、十分にスピードを出すことも可能です。その上しっかりと掴むので、ミスが少なく、回転が非常にかけやすいです。
サーブレシーブ:木材合板に近く、サーブレシーブはかなりやりやすくなっています。
回転をかけた短めのサーブが出しやすく、レシーブにおいてはバタフライ標準サイズブレードで振り切りがよく、台上プレイの安心感があります。
弾みが強すぎないので、相手の威力のあるサーブも短く返すことが可能です。
スマッシュ:ブレードサイズの関係で振り切りがよく、安心してパチンとはじくことが出来ます。
キョウヒョウ龍5はぶっ飛びですが、キョウヒョウ龍5LITEは制御容易な弾みで、回転とスピード、コントロールのバランスが非常によいラケットです。
板厚が薄くなった分しなりがあり、打球感はかなり木材ラケットに近く、特殊素材により威力のみ追加される感覚です。
重量も軽く、ブレードサイズもバタフライ標準サイズでより多くの人に、様々なラバーで使用しやすいラケットになっています。
今回は紅双喜の新作ラケット、キョウヒョウ龍5LITEについて紹介しました。
キョウヒョウ龍5と比較して、コンパクトで軽く扱いやすいラケットなので、女性や重すぎない振り抜きの良いラケットを使用している方にもおすすめです。
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次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!