皆さんこんにちは!
今回は国内の通販サイトでも入手可能になっている、省天極3ブルースポンジのレビューをしていきたいと思います。
過去にはXu Xin選手が実際に使用している、国天極2ブルースポンジの実物を紹介しました。
今回は省天極3ブルースポンジについて
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
まずは実物の写真をご覧ください。
省チーム用なので、六角形になっていますね。
ブルースポンジ面の写真がカメラの性能の問題で薄く見えますが、実物はしっかりとした青色です。
過去に紹介したXu Xin選手が実際に使用している、国天極2ブルースポンジは旧ロゴのトップシートが採用されていましたが、今回の省天極3ブルースポンジは新ロゴのトップシートが採用されています。
国内で入手出来る、こちらの省天極3ブルースポンジは未打底なので、どのような性能があるのか楽しみです。
今回は2.1mm、40度を選んでみました。
軽打:硬度40の未打底でオレンジスポンジであれば、かなり硬い印象がありますが、ブルースポンジということと、省用の上質なトップシートの組み合わせで、思った以上に扱いやすいです。
スピードが出しやすい天極ですが、未打底ということもあり、厚く当ててもスピードがでないため、擦る軽打がメインになりそうです。
強打:天極の売りである、弧線低めの刺さっていくドライブが出しやすいです。
未打底のため、厚く当てても初速がテンションラバーほど出るわけでは、ありませんが、回転による加速で伸びていく感じです。
中国ラバーなので、省チーム用でもオートマティックに回転はかからないので、軟らかめのラケットと合わせて、自分のスイングで回転を生む必要があります。
シートスポンジ共にコシが非常に強いので、スイングのエネルギーをロスせず、全てボールに伝達されます。
擦るドライブでは回転によりスピードが出て沈むように伸び、当てるドライブでは、回転により台についてからしっかりと伸びます。
組み合わせて使うことで球質の変化が生まれ非常に効果的に、相手を揺さぶることが出来ると感じました。
当てて打つドライブでは弧線が低く、薄く擦るドライブでは自分で弧線の高さを調節できるので、ボールの質の変化も非常につけやすいです。
ブロック:未打底ということもあり、相手の強打を見事に吸収して、短く止めることも出来ます。もちろん、トップシートの回転性能を生かして、相手の回転を利用し、左右に振ることも可能です。
サーブレシーブ:サーブにおいては弾むラバーでは、コントロールが難しいこともありますが、さすが粘着ラバー、非常にサーブが出しやすいです。
スピードのあるロングサーブは、回転を使ってスピードを出す工夫が必要と感じました。
レシーブにおいては、弾みが強すぎないので、回転を食らいすぎることなく、落ち着いて自分の回転にして返球することが出来ます。ツッツキ、ストップ非常に短く、低く返すことが可能です。
下回転系のボールの横をとらえて回転を変えるレシーブが非常にやりやすいと感じました。
今回は省天極3ブルースポンジについて、仕様、使用感を紹介しました。
普段は已打底の粘着ラバーを使用しており、未打底を扱えるか不安でしたが、ブルースポンジ、また飛びやすい天極ということもあり、十分に満足いくラバーでした。
個人的には、恐ろしいまでのブロックの安定感が一番の魅力に感じました。
攻撃が強いラバーはどうしてもブロックで食らいやすい傾向にありますが、省天極3ブルースポンジは、十分すぎる攻撃力と、鉄壁のブロックという面白い組み合わせのラバーであると感じました。
省天極3ブルースポンジを已打底にしていないのは、こういう利点を生かすためなのかなとも思います。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!
View Comments
これラケットは合板枚数はどれが良いですか?
やはり無難に5枚ですか?
それともより弾みを向上させる為にインナーカーボンが良いですか?
ミダテイなので悩み所です
つばきさん
コメントありがとうございます。
悩みどころではありますが、テンキョク自体キョウヒョウよりもわずかに弾むラケットですので、打球感覚を重視するなら木材合板、
弾みを重視するのであればインナーカーボンがおすすめです。
個人的にはインナーカーボンであれば打球感が損なわれないのでインナーカーボンにするかなと思います、
よろしくお願いします。
返信ありがとうございます
丁度マリンソフトカーボンあるのでそれに省天極3ブルースポンジ貼ります
やっぱりNEOじゃないので弾みは足りない
僕はフェアプレーしたいので補助剤は使いたくないし
マリンソフトカーボン補助剤無しで省天極3ブルースポンジ40度しました
試打結果はやはりキョウヒョウよりもスピードは増しますが弾道が直線で飛んで行きました
その為に弧線を描かすには使用者自身が前進回転かける必要があり慣れが必要と言う印象です
サーブに関しては逆に切れ過ぎて残って返って来る為結構扱いが難しいです
ブロックはカットブロックショートブロック共にしやすいです
カウンターはシートが硬いので問題なく打ち返せました