皆さんこんにちは!
今回は非常に珍しい、馬龍選手のFH用 明星国キョウヒョウ3 2.1mm 42度 について
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
まずは実物の写真をご覧ください。
普通の国キョウヒョウは過去に何度も使用したことがありますが、一目見てパッケージが通常の国キョウヒョウと異なるのが分かります。
今回は馬龍選手のモデルなので、馬龍選手のサインがパッケージ右上に印刷されていますが、他の選手のモデルではその選手のサインが印刷されます。
通常の国キョウヒョウよりも已打底の膜が厚く、非常に均一に塗られていました。
この効果もあってか、写真では伝わりにくいですが、通常の国キョウヒョウと比較すると、こちらの明星国狂はトップシートにテンションがかけられているなと感じました。
裏面のスポンジ面の写真も撮影する予定でしたが、早く使用したいあまりに、取り忘れてしまいました。(次回分のストックがあるので、次回使用時に撮影します。
硬度は42度、厚さは2.1mm、馬龍と名前も入っていました。
軽打:通常の国キョウヒョウは何度も使用してきましたが、それと比較して本当に僅か、やや飛ぶかなという印象です。テンションラバーではないため、明星国狂であっても通常の粘着ラバー同様に、軽打は期待できません。
相手の回転を利用して、斜め上に擦り返すようにすれば、回転による加速である程度のボールは出すことが出来ます。
強打:強打においては通常の国キョウヒョウよりも飛ばしやすいと感じました。
軽打ではスポンジの食い込みはほぼ感じられませんでしたが、強打でしっかりとインパクトを行うと、スポンジに食い込んで飛ばしてくれます。
已打底効果が強いのか、スポンジがやや軟らかく擦る打ち方、当てる打ち方どちらでも非常に良いボールを出すことが出来ます。
当てる打ち方では、直線的な刺さるような軌道、擦る打ち方では、弧線を描いて急に沈む独特な軌道で飛んでいきます。
個人的には、打ち方によって異なる球質のボールが出せるのが非常に良い点かなと感じました。
トップシート・スポンジ共にコシがありスイングのエネルギーを全て伝えてくれるので、スイングの威力に比例してボールの威力も上がっています。
ブロック:ブロックにおいては、通常の国キョウヒョウよりも軟らかく感じる分、少し相手の回転を食らう印象もありますが、しっかりと角度を合わせることで簡単にブロックすることが出来ます。
基本的にテンションラバーよりも食らいにくい、飛びにくいという性質を利用して、回転量の多い短く止めるブロックや、弾いてコースを狙うブロック、様々なブロックをすることが出来ます。
サーブレシーブ:サーブにおいては、カチカチの粘着ラバーと異なり、しっかり掴んでくれるので、回転をしっかりかけて短く出したり、長く出したりとコントロール性能に優れています。
レシーブにおいては、ピタッと止めるストップと、下回転打ちが非常にやりやすいと感じました。
また横回転をかけて流すような、型から外れたような技術もやりやすいので、変わったレシーブで攻めるのも面白いのかなと思います。
今回は馬龍選手のFH用 明星国キョウヒョウ3 2.1mm 42度 について仕様と使用感について紹介しました。
気になっていた方も多いのではないでしょうか。
通常の国キョウヒョウよりもほんの僅かに軟らかく感じ、ボールも弾むので、扱いやすい粘着ラバーであるのにも関わらず、癖玉は健在と非常に完成されたラバーであると感じました。
台から近いところだけでなく、台から離れたところでも十分な攻撃力があるラバーでなおかつ、当てる打ち方、擦る打ち方、両方やりやすいので球質のギャップを作ることも出来ます。
トップ選手と同じラバーを使用したい方や、扱いやすい粘着ラバーを使用したい方にぴったりで、試す価値は十分にあると思います。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!