皆さんこんにちは!
中国トップの中ペン使いの選手が多く使用しているラケット、N301国チーム用を入手できましたので紹介します。
普段シェークハンドばかり使用していますので、恥ずかしながら中国式ペンホルダーラケットはこれで2本目です(1本目は馬林カーボン)。
今回はこの国チーム用中ペンラケットN301について
①仕様
②使用感
の2点について紹介します。
まずは実物の写真をご覧ください
シェークハンドのN301は黒のグリップのものや他のグリップがついているものを見かけたことがありますが、中ペンはやはりワンハオ選手が使用していた青黄グリップが採用されています。
素材:インナー特殊素材(ZLC系)
板厚:6.0mm
重量:86.8g
2020年刻印の最新のN301で非常に期待が高まります。
今回も今まで同様にフォア面に粘着(テンキョク2)、バック面にMXPでの使用です。
軽打:トップ板に染色されたKOTOが使用されており、見た目からは硬そうな印象を受けますが、思っている以上に打球感の硬さは感じません(板厚薄めのインナー程度)。
中ペンはグリップ部の幅があり、尚且つ板も染色KOTOが使用されていることから、しなりがより少なく、軽打では木材ラケットよりも飛ばない印象です。
相手の回転を利用してラバーで上手く合わせる必要があります。
強打:強打においては、打球感が軟らかいのに、しなりが少ないという特性を非常に活かしやすいです。
相手のボールに対して厚くとらえる打ち方では非常に弧線の低い鋭いボールを出すことが出来、薄くとらえる打ち方では弧線が高く、回転で沈み込むような球を打つことが出来ます。
安定感と威力は明らかに当てるドライブの方に軍配が上がるため、対下回転や打球点を下げて打つ場合のドライブのみ擦るドライブを使用すると球質の違う球を出せるという点でも良いのかなと思います。
ブロック:ラケット自体、弧線が低く、しなりが少ないため、相手の回転を食らいすぎず鋭いブロックを簡単に出すことが出来ます。
もちろん打球感は良いラケットであるため、回転をかけたり、回転量を落としたり、様々なブロックを行うことが出来ます。
サーブレシーブ:打球感が非常に良いので、薄くとらえるサーブ、厚くとらえるサーブ共に非常に出しやすいです。
薄くとらえて回転重視、厚くとらえてスピード重視とコントロール性に優れています。
レシーブにおいても弧線の高さが際立つため対下回転は非常に持ち上げやすいです。
ペンホルダーのメリットである手首が利きやすいという点から、シェークハンド以上に台上の技術で優位に仕掛けることが出来ます。
スマッシュ:しなりが少ない、真っ直ぐ飛ぶというメリットが十分に発揮された非常に鋭いスマッシュを打つことが出来ます。
今回は中国選手が使用している、中国式ペンホルダーverのキョウヒョウN301国チーム用について紹介しました。
以前に紹介したキョウヒョウ301X同様に、見た目よりも軟らかい打球感でしなりが少なく、弧線低めの球が出しやすいラケットです。
この性能であれば中国式ペンホルダーのフラットに当てる打法や、台上での細かいボールタッチに非常にマッチすると、体感することが出来ました。
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今回の内容が役に立てば幸いです。
次回の投稿でお会いしましょう!良い一日を!